本庄特別支援学校より(今日の出来事)

2022年1月の記事一覧

高1 職業

 今週は、高等部1年生希望者の現場実習期間です。このような状況下の中、実習を引き受けてくださる企業様や作業所様のご協力のおかげで、生徒たちは初めての現場実習を体験しています。

 今回は、実習先のご都合等で校内で通常授業を行っている職業自立型・移行型の生徒たちが「職業」の時間に配布文書の綴込み作業に取り組んでいる様子をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 まず、担当の教員から「任された仕事に責任をもって、集中し、ミスがないよう確実に作業してください。」との話を真剣に聞いた生徒たちは、用紙を半分に折る作業からスタート。折る向きを間違えないように、半分にきちんと折れるように一枚一枚丁寧に作業を進めていきます。

 

 

 

 

 

  

 3枚を1セットにして、間違えないように重ね合わせます。

 

 

 

 

 

 

 それを1セットずつ芯が不要なホチキスで留めます。

 

 

 

 

 

 

 学級毎に必要な部数を数え、教員に報告。確認してもらいます。

 

 全校児童生徒分と予備を合わせて、合計300セットが仕上がりました。作業中は、私語もなく集中して取り組み予定より早く完了し依頼した教員から感謝の気持ちが伝えられると、生徒たちはとても嬉しそうな表情を見せていました。学校の授業で積み重ねた経験一つ一つが、自信となり、今後、現場実習でも活かされ、進路決定へと繋がってほしいと願っています。

 

 尚、この文書は、金曜日に(高3中3以外の)各家庭に配布を予定しています。生徒たちが一つ一つ準備しました。ぜひ、ご確認ください。

 

学校給食週間

 24日から30日は全国学校給食週間です。毎日おいしい給食で有名な本校ですが、今回は給食の時間の子どもたちの様子をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 各教室に毎日一枚ずつ配布される「食育だより」。その日の放送当番が、給食の献立や食材に関係する内容を読み上げます。今回は、給食で使われている機械についてでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本日の献立は大人気のラーメン。(実際の献立は、「給食室より」のページから写真をご覧ください。)密を避けて黙食しながらの給食ではありますが、美味しさや友達と一緒に食べる楽しさに変わりはありません。

 

 

 

 

 

 

 食べ終わったら片付けです。ルールを守って適切に弁別します。その仕分け力は、完璧。毎日の積み重ねの大切さが感じられる場面です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごちそうさまでした!」

と挨拶し、給食室を後にします。

 

 

 

 

 この給食週間は、いつも給食を支えてくれている人たちに感謝を伝える週間です。作りたてで温かく、美味しい給食が毎日食べられることに感謝し、それを伝える機会としたいと思います。

 

小高 学習発表会の練習

 小学部高学年では、月末に控えた学習発表会に向けて、練習を重ねています。これまでに学習してきたことを、保護者の皆様に見ていただける機会のため、子どもたちも毎日一生懸命取り組んでいます。

 各学年の練習の様子をご紹介します。

【6年生】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【5年生】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【4年生】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 仕上がりも上々、本番までもう一息練習を重ねていきたいです。

 

 本日より、埼玉県もまん延防止等重点措置が出されました。引き続き、感染予防対策を講じながら学校生活を続けていきたいと考えております。

 

中3 作業班見学

 中学部3年生は、来週予定されている中高合同作業に向けた事前学習の一環として、高等部の作業学習を見学しました。

 

 

【木工班】

 マルチストッカーを制作する先輩の様子を見学しました。

 

 

 

 

【家庭班】

 組み紐を編んでいる先輩の様子を見学しました。

 

 

 

 

【メンテナンス班】

 本日は受注作業で小学部から依頼された課題ボックスを組み立てている先輩の様子を見学しました。

 

 

 

【リサイクル班】

 ベルク様からご提供いただいているアルミ缶の仕分け作業をしている先輩の様子を見学しました。

 

 

 掲載は、一部の作業班の様子のみとなりますが、見学は学級毎に全ての作業班をまわりました。

 参観中は、高等部の担当職員の話をよく聞き、先輩たちが集中して真剣に作業学習に取り組んでいる様子を熱心に見学していました。

 来週、実際に一緒に作業学習を行っている様子は改めてご紹介する予定でいますが、中学部の生徒も高等部の生徒も、互いの学びの場となるこの機会に、教職員は生徒たちの新たな成長を期待し、課題の準備をしていきます。

 

 

生徒会役員 新旧引継ぎ式

 

 年末に行われた生徒会役員選挙の結果を受け、新旧役員の引継ぎ式がリモート形式で行われました。

「これから、引継ぎ式を始めます。」

 

 

 

 今年度の役員に学部主事より感謝状が渡され、代表して会長が受け取りました。

 現会長から次のような話がありました。

 

 

 「会長に就任してから、遅刻や欠席、体調管理、忘れ物や提出物の期限を守る等の自己管理を心がけ、学校のルールや交通ルールを守って生徒の見本になれるよう努力しました。それまで苦手だった人前で話すことを克服できるよう頑張りました。新しい役員も、これから大変なことがたくさんあると思いますが、先輩たちが作った伝統を引き継いで頑張ってください。」

 

 続いて新役員に任命状が渡され、代表して新生徒会長が受け取りました。

 新会長の決意表明としして次のような話がありました。

 

 

 「前役員の仕事を引き継ぐだけでなく、学校に新しい風を吹かせられるように誠心誠意尽くし、学校のためにできることをやっていきたいです。」

 

 最後に学部主事より、旧役員への感謝の意と、新役員への激励の言葉、高等部生徒たちへ次のような話しがありました。

 

 

 

 「学校を作るのは、生徒一人一人です。そのために、あいさつをしっかりする。時間を守る。一人ひとりがより良い学校を作っていけるよう、自分にできることを頑張りましょう!」

 

 毎日の積み重ねが、現場実習等に活かされると思います。今日の話を心に留めて、日々取り組んでいってほしいです。