本庄特別支援学校より(今日の出来事)

2021年11月の記事一覧

サッカー交流試合

 27日(土)に、県立深谷はばたき特別支援学校グラウンドにて開催されたサッカー交流試合に運動部生徒たちが参加し、行田特別支援学校、深谷はばたき特別支援学校、羽生ふじ高等学園の選手たちと交流試合を行いました。

 対外試合は久しぶりの開催となり、3年生以外は初めての参加となりました。事前に持ち物、駅や電車の集合・待ち合わせ車両の確認等の準備を丁寧に行い、当日を迎えました。

 緊張した様子で会場まで到着し、まずはウォーミングアップです。広いグラウンドで身体を動かし緊張を解します。

 

 

 

 

 

   

 交流試合ということで、男女とも2試合ずつ行いました。試合が進むにつれて少しずつ練習の成果が出せ、とても良いゲーム展開で試合をすることができました。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は、関係者のみで無観客試合となりましたが、この経験が次の大会だけでなく日常生活でも活かせることと思います。次の試合は、保護者の皆様に応援してもらえる場があるよう願い、開催にあたりご尽力いただいた皆様に、感謝したいと思います。

 

 

 

理学療法士(PT)巡回相談

 本日は解良PTが来校され、今年度2回目の巡回相談が行われました。今回は、中学部で希望があった生徒の相談と、前回相談した小学部の児童のその後の様子を参観していただき、午後、担任や保護者との面談で今後に向けての助言をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 解良先生は長く本校の特別非常勤講師を引き受けてくださっています。知的障害の特別支援学校における理学療法への相談内容としては、姿勢や、足(偏平足)等に関する内容が多く、相談後、少しでも生活しやすくなるように、作業の姿勢が整う椅子や、足の状態に合ったアーチサポートの提案ができるよう心掛けているそうです。

 多方面でご活躍の解良先生に、本校の感想をインタビューしてみたところ、教職員の熱心さや、構造化された教室で分かりやすい提示や活動に取り組みやすい環境設定の工夫ができているところ等を上げてくださいました。また、巡回相談における準備も細かい計画が立てられているため、事前の相談票を丁寧に読んだうえで「気合を入れて!」来校してくださるそうです。

 私たちは、身体への支援を要する児童生徒の相談が継続的にできることを大変ありがたく感じています。

 

 

 

 

 

 

 インソールを入れ、より安定した歩行ができるようになったか、確認していただきました。また、次回買い替えの際、靴の選び方のアドバイスは、担任から保護者の方々へお伝えする予定です。

 

解良理学療法士(Physical Therapist)

 専門性:基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の向上

 

小学部 ボール投げ教室

 7月以来久しぶりにボール投げ教室が実施できました。”熱べえ先生”他、講師の先生方が来校され、小学部高学年の児童が教室に参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は、動いているボールを目がけて投げて当てる練習をしました。ボールが速くてなかなか当てるのが難しそうでしたが、ボールをよく見て投げていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、スタートラインから笛の合図で走り出し、熱べえ先生が投げたボールを取る練習です。

 

 

 

 

 

   

 最後に、走ってきて笛が鳴ったら熱べえ先生にボールを投げる練習です。

 

 

 

 

 

 

 少し冷たい風の吹く中でしたが、子どもたちは熱べえ先生たちと元気いっぱいに活動しました。まとめの中で、本校学校運営協議会委員としてもお世話になっている黒澤先生から「風邪をひかないように。また来月、元気に会いましょう。」とのお話をいただき、「はーい!」と大きな声で元気よく返事をすることができました。

 先生方、御多用のところ、本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。

 

 

書初めのお稽古

 今年度も「書初め展」への出品に向け、毛筆に取組む季節となりました。廊下を歩くと、墨の良い香りが感じられ教室内はとても静かで、集中して自分の作品を仕上げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

 高校生のお手本は古典を扱っており、条幅紙に一年生は楷書。二、三年生は行書で書きます。難しいお手本に一筆一筆集中して筆を動かしていきますが、一枚書き上げた後は緊張で相当疲れてしまうとのこと。それでも、書き上げた後の充実感を得てまた次の一枚へと気持ちを繋げていきます。

 

 

 

 

 

 

 書道指導者によると、高校生のお手本を書くときにはこの上の写真のような姿勢で筆を持った方がより安定した力で筆を動かし、仕上げられるとのことです。

 見事な作品の数々が、廊下に掲示されています。「書初め誌上展」での好成績も期待したいと思います。

 

 

高等部移行型 デュアルスタート

 先週から、高等部移行型の就業体験学習(デュアルシステム)が始まりました。昨年度はコロナ禍の為、実施を見合わせることとなり、今年度はより丁寧な準備を行い規模を縮小化、2.3年生の希望者が実施する運びとなりました。

 登校後、身支度等を整えて行き先毎に健康観察や諸注意を受けます。

 

 

 

 

 

 

 2年生にとっては初めての体験となるため、少々緊張している様子が見られます。3年生にとっても、就業体験学習の感覚を思い出すまでは少し時間もかかるかも知れません。これまでに積み重ねてきた作業学習と産業現場等の実習経験から、今回の学習が更に卒業後の進路決定に向けての良い体験になることと思います。

 

 

 

 

 

 

「行ってらっしゃい、お仕事、頑張ってきてください!」

受け入れ先として御協力をいただいている企業様に、感謝申し上げます。