これがしたいんだよ。
ある朝保健室から泣き声が。
のぞいてみると、少し熱があって迎えをお願いするかどうかの検討中。
体調が悪いから泣いているのかなと思っていたら、一生懸命かばんの中を探し始めました。
あれ?と思い様子を見てみると、かばんから取り出したのはPECSのコミュニケーションカード。
「〇〇ごう(号) ください」
校内の乗り物に乗りたいことを一生懸命養護教諭に伝えているのです。
気持ちが不安定になった時や体調の悪い時も、「これがしたいんだよ」という気持ちを伝えると、相手にちゃんと伝わるんですね。
養護教諭がその姿を見て、とても心動かされたと話していました。
子どもの伝えたい気持ち。
伝える手段の獲得と表出。
受け止める相手の存在。
この3つがうまく重なり合った時間だったのかもしれません。
子どもの伝える力の成長と魅力を感じた瞬間でした☆彡
※みんなが大好きな校内バス、昨年度の様子を御紹介♬