本庄特別支援学校より(今日の出来事)

やさしい気持ち。

「トントントン、失礼します」

 

教員と一緒に中学部の生徒が入ってきました。

 

少し気持ちが沈んでいる様子で、私の背中にちょこんと頭を当てて、、

 

あれ、背中が冷たいような…泣いてるのかな?

 

「どうした?何かあった?」と聞いてみると、涙をこらえるのに精いっぱい。

 

「色々重なってつらくなったんだよね。」

「うん。」

と教員が代わりに話してくれました。

 

どうやら3月で本校を離れた教員へのメッセージカードを書く際に、思い出してさみしくなったこと。

大好きな友達が遅刻で、まだ学校に来ていないこと。

泣き顔をみんなに見られたくないこと。

 

様々なことが重なっての時間だったようです。

 

どれも人が大好きで、大切に思っているからこそのやさしい気持ちがあふれていました。

 

担任と一緒に窓越しに学級園での作業を見ていると、だんだん気持ちが落ち着いてきたようで、その後は授業に戻っていきました。

 

こんなやさしい気持ち。

大切に育てていきたいと思います。

大切なことに気づかせてくれて、ありがとう☆彡