本庄特別支援学校より(今日の出来事)

(ほんじょうとくべつしえんがっこうより)

インクルーシブ教育 シンポジウムを開催しました

2月21日(土)、本校主催のシンポジウムを開催いたしました。

 

当日は、「インクルーシブな社会を目指して 誰もが笑顔あふれる楽しい〇〇を!」をテーマに、弁護士の柳原由以先生をお招きしてご講演をいただくとともに、県教育局参与、近隣小学校長、近隣中学校教諭、本校校長を交えてシンポジウムを行いました。

 

この日は急遽、本庄市長・吉田信解様が会場に駆けつけてくださり、「本庄特別支援学校の取組を知り、誰もが取り残されない社会を共に作りたい」との心強いお言葉をいただきました。

 

本校教諭によるインクルーシブに関する事前アンケートの報告では、インクルーシブ教育や共生社会について、本校教員がどのように捉え、何を課題としているのかを発表しました。

個々のアンケートを集約したところ、本校においてもインクルーシブ教育について改めて考え、現在の実践を見直し、再構築した上で、再度実践していく必要があるということが浮き彫りになりました。

また、続くシンポジウムでは、インクルーシブな社会を目指して「今いる場所でどのような実践を行っているか。今後、何ができるのか。」という視点で議論が交されました。

 

「特別支援教育の専門性とは、教師間の連携する力と柔軟性ではないか」という言葉には、特別支援学校に勤める教員として重要な視点を学びました。

また、「一緒にいる」「一緒に体験する」「一緒に経験する」ことを通じて、はじめて助け合ったり、感謝したりすることに繋がるのだと改めて気づかされました。

柳原先生の最後の言葉に、「人はそれぞれ違うし、弱点もある。一緒にいることで補い合えるし、一緒にいることが、連携できる機会になる。だからこそ、インクルーシブを推進していきませんか。」というメッセージがありました。 この言葉を、保護者の皆様、地域の皆様、行政・教育関係者、そして本校職員とが共有できたことを非常に嬉しく思います。

 

柳原先生をはじめ、シンポジストの皆様には、多くの学びと気づきを届けてくださり、誠にありがとうございました。また、会場にお越しくださった皆様、そしてオンラインで参加してくださった皆様にも心より感謝申し上げます。

 

この日の様子を、本校の「学校だより」で紹介させていただいております。ぜひご一読いただけますと幸いです。

→→→学校だより【2月27日発行号】.pdf

絵本で生単(生活単元学習)

小学部5年生では、これまで「絵本で生単(生活単元学習)」と名付けて、「ぐりとぐら」「はらぺこあおむし」「もりのおもちゃやさん」などの絵本に触れながら学習を重ねてきました。

 

そして、今回は「三びきやぎのがらがらどん」を題材にして、学習を行いました。

教員による読み聞かせの後、「みんなでやってみよう!」と学習がスタートしました。子どもたちは「この役をやりたい」「この楽器を使いたい」と自分の気持ちを伝えます。

絵本に出てくる三びきのやぎやトロルになりきって、セリフを練習したり、お面や衣装を作ったり、リズムよく音楽を鳴らしたりして、5年生全員で絵本の世界を「劇」という形に作り上げていきました☆彡

 

そしていよいよ他学年に発表する日、観客を前に劇が始まりました。

いつもの練習では、トロルに「ようし、きさまをひとのみにしてやる!」と言われると、セリフを言うことに一生懸命だった子も、この日ばかりは強気な声と取っ組み合い!!

 

誰かに見てもらえることは、自分の力を発揮する絶好のチャンスなのですね。週末には授業参観で保護者の皆様に見ていただきました。子どもたちにとってより大きな自信と満足感につながったと思います。

保護者の皆様には、ご多用の中ご来校いただき、ありがとうございました。

 

次はどんな「絵本で生単」を創り上げていくのかな。とても楽しみです♬

「七高祭」に参加しました!

2月15日(日)、本庄市のカミケンシルクドームにて「七高祭」が開催されました。この行事は、本庄市内の高校に通う生徒が主体となって運営する合同文化祭です。本校からは高等部の作業班紹介の展示を行いました.

高等部の作業製品展示

本校のブースの展示棚には、生徒たちが丁寧に作り上げた陶器やバック、木工製品などが並び、多くの方に活動の様子を知っていただくことができました。

「和食レストランえん」さんとの連携:こども食堂のお弁当

今回の大きな目玉の一つが、地域と食の連携です。 昨年度も児玉高校とのコラボメニューでお世話になった「和食レストランえん」さんにお声がけいただき、本校の農耕班が育てた大根を、こども食堂のお弁当の具材として使用していただきました。

「農耕班が作った美味しい大根が入っています!!」というポスターとともに紹介されたお弁当は、なんと400個も用意され、会場には長蛇の列ができるほどの大盛況となりました。

生徒たちが大切に育てた野菜が、プロの手によっておいしいお弁当になり、多くの人の笑顔につながっていることは本当にうれしいことです。今後も、地域とのつながりを大切にしながら、様々な形での連携を積極的に進めていきたいと考えております。

カインズ頒布会

 中学部3年生が、作業学習で取り組んだ製品の頒布会を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「中学部の生徒たちにも、もっと販売の機会を作れないだろうか。」

 学部職員からの相談を受け、進路指導主事が日頃のデュアル学習や現場実習、また、卒業生の進路先としてお世話になっているカインズ様にご相談して実現した頒布会が、昨年に引き続き開催できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒たちに感想を聞いてみると、

「楽しかったです。」「お母さんが買ってくれました。」「放デイの指導員さんが来てくれました。」「地域の人たちも来てくれたんですよ!!」

と、文化祭での販売とはまた異なる学校を離れた会場での頒布活動に、これまでの経験からまた一つ幅を広げることができました。

 

 二日間の日程で開催した頒布会は、1日目より2日目の方がお客様も増え大成功で終えることができました。お忙しい中、足をお運びいただいたお客様と、快く会場を貸してくださったカインズ様に心より感謝申し上げます。

 「来年は、もっと事前の宣伝(広報活動)が必要ですね!」と、本校職員からは、すでに次年度へ向けた感想も聞かれました。

 

 今後とも、本校の児童生徒への温かいサポートを、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

バリアフリー公演『ヘレン・ケラー 〜ひびき合うものたち〜』

1月28日(水)、本校体育館にて文化庁主催の芸術鑑賞会を開催いたしました。今年お招きしたのは「東京演劇集団 風」の皆様です。

これまで目にしたことがない壮大な舞台セット、自由に演劇に参加できる雰囲気など、児童生徒にとっても、教職員にとっても、どれもが初めての経験だったのではないでしょうか。

 

「バリアフリー演劇」とは何か。

「バリア」がフリーな状態とはどんな状態か。

「バリア」がフリーな状態と、インクルーシブな社会は、どのように関連しているのか。

そのようなことを考える大事な機会にもなりました。

 

この日の様子を、本校の「学校だより」で紹介させていただいております。ぜひご一読ください。

「学校だより 1月30日号」

 

前日、20時から設営開始

 

舞台を作り上げていく過程

 

朝には教員も一緒にセッティング

 

開始前、興味津々に舞台上に上がります。

 

こちらも開始前。舞台に上がる人数がどんどん増えていきます。

 

演劇中。間近で演劇に触れています。

 

エンドロール。舞台に上がっていく子ども達。

 

 

「東京演劇集団 風」の皆様には、連日日本全国を駆け巡る中、ここ本庄特別支援学校で出会えたことに心より感謝申し上げます。これからの御活躍を、本校一同応援しています。この度は、誠にありがとうございました。

避難訓練を行いました!

1月27日(火)、地震を想定した避難訓練を行いました。

訓練では、倒壊箇所があることまで想定して、通れない場所を設定するなどして行いました。

避難を知らせる校内放送が入ってから5分45秒後、出席している全児童生徒の避難が確認できました。

学部やブロックで学習を行っていたところも、担任以外の教員と一緒でも、混乱することなくスムーズに避難することができました。

 

全体では、避難の際の約束「おかしもち」を確認し、災害時の対応を改めて学ぶことができました。

 

「お」…おさない

「か」…かけない

「し」…しゃべらない

「も」…もどらない

「ち」…ちかづかない

 

ぜひご家庭でも話題にしていただき、災害時の約束を共有していただけると幸いです。

高等部農耕班~大根の収穫体験~

1月23日(金)、児玉の森こども園様から10名の園児たちが来校し、大根の収穫体験を通して農耕班の生徒たちと交流しました。

 

ペアになって収穫体験を始めようとした時、本校の生徒から目線を合わせるように膝をついて、

「お名前を教えてください」

「〇〇さんだね、どうぞよろしくね」

と話しかける場面があり、生徒の優しさに触れた瞬間でした。

 

収穫体験が始まり、元気よく大根の葉に手を伸ばす園児さんたちですが、少し苦戦していたようで、こんな声が聞こえてきました。

「かたくてぬけないよ~!」

「あ!おれちゃった!」

 

そこで小さなお子さんでも大根を収穫できるように、本校の生徒たちが、シャベルで大根を土から掘り起こしました。

 

「もうぬけると思うよ、やってごらん」

生徒が促してみると、、、

 

「めっちゃおっきい!ぬけたぬけた!」

「やった~!ありがとう!」

と、とびきりの笑顔で大根を収穫する子どもたちを見て、

本校生徒も「よかったね」と嬉しそうに拍手をしていました。

 

 

種を蒔いたものの猛暑のため芽が出なかった夏を経て、

3回目の種まきでようやく収穫できるようになったそうです。

農耕班の生徒たちが暑い日も寒い日も一生懸命育ててきた大根は、絶対美味しいはずです!

 

終了後、生徒からは「緊張したけど楽しかったです」と聞きました。

シャベルの手伝いも、収穫の説明も、園児さんたちの関わりも、笑顔で優しく接することができていました。本校生徒のみなさんは、また一つ自信に繋がった時間だったのではないでしょうか。

 

児玉の森こども園のみなさん、交流学習の機会をいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

中高合同作業

 毎年恒例、中高合同作業の時期がやってきました。今年度も、中学部3年生が高等部の作業学習を体験しています。

 

 

 

 

 

 

 

 高等部の先輩たちから教わりながら、先輩たちと一緒に活動しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 中学部の生徒たちに感想を聞いてみると

「楽しい!!」と目をキラキラ輝かせながら作業に取り組んでいました。ちょっと恥ずかしそうにしたり、緊張したりする様子でしたが、そこは高等部の生徒たちが優しく声をかけながらフォローする姿が見られました。

 高等部の生徒たちからは、

「3年生に向けて、(後輩と一緒に作業することは)良い経験になります。」

「仕事内容をすぐに覚えられて、すごいと思います。」

「上手に、いい感じでできていますよ!」

 など、とても充実している気持ちが表情と言葉から伝わってきました。

 

 お互いに貴重な経験ができる二日間。明日も良い作業ができますように。双方の学部の担任も、見守り、支援していきたいです。

 

 

 

サッカーボールを寄贈していただきました

 明治安田様より「未来世代応援アクション with Jリーグ」の取組みから、サッカーボールを寄贈していただきました。

 この取組みは、Jリーグご協力のもと、明治安田様が全国のこどもたちにサッカーボールを届け、サッカーの楽しさを感じてもらい、こどもたちの未来に向けた一歩を全力で応援したいきたい。という活動とのことです。

 本日、代表して校長が受け取ったサッカーボールは、本校児童生徒が体育の授業や休み時間、部活動等で有効に活用させていただきます。

 

 明治安田様、本日は誠にありがとうございました。

 今後も、本校の児童生徒へのご支援もお願いいたします。

 

あけましておめでとうございます

  

 3学期が始まりました。冬休みも終わり寒い日々が続いていますが、学校には子どもたちの元気な声と笑顔が帰ってきました。今週は短縮日課ですが、来週から平常日課です。少しずつ生活リズムを戻して、今年度のまとめをしていきたいと考えます。

 

 今回は、校門脇にある掲示板に「1月のハートちゃん」というタイトルで中学部3年生が作品を作り掲示した様子をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 中3の生徒たちは、間もなく控えた入試に向けて、気持ちも新たに頑張ってくれることと期待しています。

 今年もみなさん体調を整えて、元気に登校してください。

 本年も、本庄特別支援学校の子どもたちへのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。