(ほんじょうとくべつしえんがっこうより)
介護等体験
シルバーウイーク明けの2日間、埼玉大学から37名の学生が介護等体験のため来校し各学部に分かれて児童生徒と一緒に活動しました。
オリエンテーション冒頭に校長から、
「障害のある子どもたちとひとくくりにするのではなく、〇〇さんと向き合う、〇〇さんに寄り添う、といった姿勢で、体験を行ってください。実習生とはいえ、この2日間は本校の先生方とともに、本庄特別支援学校でお預かりしている子どもたちの安全を第一に考える義務と責任があります。将来教員を目指している皆さんにとってこの体験が、教員という仕事だからこそ味わえる喜びを感じ、その志を確かなものにする機会となるよう願っています。」
という話がありました。 参加した学生たちは真剣な眼差しでその話を聞いたり、メモを取ったりしていました。これから始まる体験に、少々緊張した様子の学生が多くいましたが、児童生徒の様子を動画で視聴し、注意事項を聞いたあとは、元気いっぱい子どもたちが待つ教室へと向かっていきました。
学生の体験記録に目を通すと、想像していたよりも子どもたち一人一人が全く違うこと、その子に合った教材が準備されていること、より伝わりやすいコミュニケーション方法があること、どんな工夫の元にその支援が組み立てられ、子どもたちの主体性が導かれているか…等、様々な感想が記されていて、それぞれの視点から多くの気付きを得てくれたことが感じられました。見守り方や距離感、声がけの在り方などたくさんの学びとともに終えられた充実した2日間だったようです。
近い将来、埼玉県の教員として一緒に子どもたちの前に立つ日が来ることを願っています。
教育実習生による研究授業
9月7日(月)から18日(金)までの間、大学生1名が本校で教育実習を行いました。
実習初日は緊張した様子もありましたが、子どもたちとかかわる中で関係を築き、一緒に楽しそうに過ごしていました。
教育実習のまとめとして”研究授業”を行います。短い実習期間でしたが、対象生徒の困り感や課題を見極め、どのような教材を作成して使用するのが有効か、指導担当教員と意見交換を重ねながら準備をしていました。研究授業には、日頃ご指導くださっている大学の先生も来校するなど、多くの先生方に参観していただきました。
放課後には所属学部の先生方と研究協議を行いました。授業を実施する際に悩んだ点を例に挙げ、参加者の経験談やアドバイスを共有し、実習生にとっても、本校教員にとっても有意義な学び合いの時間になりました。
2週間の教育実習も本日で終了。
実習生からは「先生方と子どもたちのかかわりを見て、指導や言葉かけの面で新たな学びがありました」「授業の準備をするにあたって、教材作成やかかわり方等いろいろなことを子どもたちから教わることが多かったです」等の感想もありました。この実習で得たものを、将来教員として働く際に活かしてほしいと思います。
高2 宿泊学習事前学習~カレーづくり~
10月1日(木)・2日(金)に予定されている宿泊学習に向けて、高等部の2年生がグループに分かれてカレーづくりに取り組みました。
下準備では皮むき器と包丁を使って、慎重に野菜をカットしていました。玉ねぎが目に沁みたり、小さなじゃがいもの皮むきに苦戦している様子はありましたが…
手順表を見ながら、グループ内で野菜を切る人、カレールーを入れる人など分担し、声を掛け合いながら調理を進めていました。
出来上がったカレーです。
野菜にもしっかり火が通っていて、とってもおいしかったです。
片付けもみんなで協力。
生徒からは「家のカレーとまた違っておいしい!」「包丁を使って野菜を切るのが大変でした」「怪我しないように注意しました」との感想がありました。宿泊学習当日もこの調子ならおいしいカレーが作れそうです。
保護者の方には荷物の準備などでご協力いただきます。よろしくお願いいたします。
小学部3年生 マリーゴールドの苗を植えました
9月14日(月)、コミュニティスクールの取り組みで、小学部3年生が株式会社 清香園様の御協力を得て、本庄早稲田駅の東側に位置するマリーゴールドの丘公園にて、マリーゴールドの苗を植える活動に取り組みました。
マリーゴールドの丘まで担任の先生と一緒に歩いていくと、すでに清香園のスタッフの方が準備をして待っていてくださいました。
準備体操では、みんなで「エビカニクス」を踊り、活動が始まりました。
子どもたちは、マリーゴールドの苗をスタッフの方からいただき、所定の場所に植えることができました。トン、トンと優しく手で苗に土をかけるなど、自分から取り組む場面もたくさん見られました。
SB部活~集まりっこソフトフットボール~
今日は週に一度のSB部活の活動日です。
SB部活とは、スクールバスで登下校する生徒を中心に構成され、週に1回活動する部活動のことです。
この日から、種目が「集まりっこソフトフットボール」に変わり、生徒たちは体育館で活動していました。
担当に話を聞くと、11月に開催される特体連主催の大会への参加を視野に入れながら、練習を始めたとのことでした。
生徒たちに、感想を聞いてみると
「フットベース、楽しいです!」と笑顔で話してくれるのですが、
「試合に出るのも楽しみですか?」と聞いてみると、、、
「試合はちょっと緊張します。。。」と、控えめなコメントが返ってきました。
大会に参加し、試合に出場することだけが最終目標ではありませんので、今後の部活動で練習を重ね、自信がつくと良いなと願っています。
チームメイトと楽しく会話したり、協力したりしながら、笑顔でプレーする姿を見て、次の部活動の日もまた応援に来たい気持ちが沸き上がってきました。
芸術鑑賞会ワークショップが行われました。
11月5日(木)実施の芸術鑑賞会に向けて、「東京演劇集団 風」の方々が来校し、事前のワークショップを開催してくださいました。
芸術鑑賞会では「星の王子さま」を上映していただきます。その演目の一部で演者と児童生徒たちが一体となって劇を作り上げることができる場面があり、その説明をしていただくとともに一緒に練習を行いました。
練習場面では、実際のセットや音楽も用意され、役者の方と一緒にセリフを言ってみたり、一緒に立ち上がって指差しをしたり、本当に演劇に参加するかのような体験でした。
また、子どもたちは見慣れないセットに興味津々! 実際にセットに上がってみるなど、貴重な体験をすることができました。
芸術鑑賞会当日は、照明も音響も今日よりもたくさん設置され、役者さんたちもたくさん出演されるとのことで、迫力ある舞台に期待が高まります。
「東京演劇集団 風」の皆様、本日はありがとうございました。当日を子どもたちとともに楽しみに待っています!!
保健室の様子
今回は、保健室の様子についてお伝えします。
保健室では、各学期のはじめに身体測定を行っています。
身体測定は、私たち教員にとって、子どもたちの成長を客観的に把握する大切な機会のひとつとなっています。子どもたちの中には、「どれくらい身長が伸びたかな」と楽しみにしてくれている子もいる一方で、測定、検査から「病院」を連想してしまい、少し不安そうな表情をする子も見られます。でも、そんな時は、クラスの友だちや担任、保健室の先生に勇気をもらって、最後にはみんながしっかりと取り組めています。
「背中を押してあげる」「勇気を与えあう」そんな温かい関係性を見ることができた一幕でした。
さて、保健室前の廊下には、保健関連の掲示があり、子どもたちもよく見ています。
本校にいらした際には、ぜひ、掲示物も注目してみてください!
通常日課スタート!
今日から通常日課での授業になり、給食も再開されました。
夏休みの静けさから一転、児童生徒の元気な声と笑顔が学校全体に広がっており、私たち教職員もうれしい限りです。
教室を覗いてみると様々な活動が行われていました。一部ご紹介します。
高等部では作業学習や選択体育。真剣に取り組む姿や、体育で身体を動かしながら友だちと楽しさを共有していました!
中学部では、音楽。2学期からは合奏にチャレンジするようで、それぞれ担当する楽器の練習を頑張っていました!
小3では図工。磁石を使ったおもちゃ作りで、それぞれが「くるま」や「ブランコ」等をテーマに制作していました。作り上げた後は夢中になって遊ぶ姿が印象的でした。
そして、みんな大好きな給食!! しっかりと給食着を着て力を合わせて準備。
小6では、みんなが机を輪にして給食を食べていました。友だちと顔を合わせながら食事をすると楽しく、よりおいしく食べることができますね!
児童生徒の元気な声や笑顔に触れ、”やっぱり児童生徒がいる学校っていいなぁ”と改めて感じる1日でした。
夏休み明け、久しぶりの通常日課で少し疲れた児童生徒もいるかもしれません。1学期よりも長い2学期、健康に気を付けて頑張りましょう!
2学期が始まりました
今日から2学期が始まりました。
スクールバスから降りてきた子どもたちの中には、少しばかり表情の硬い子も見られました。しかし、それぞれの教室で、久しぶりにクラスの友だちや先生たちと顔を合わせると、少々緊張気味だった表情が次第に緩み、教室からは笑い声が聞こえてくるようになりました。
程なく、リモート形式で始業式が行われました。
各会場を覗いてみると、落ち着いてモニターを視聴し、参加していました。
2学期の始まりにあたり、校長先生から
『今日という日は一度きり』なので、一日一日を大切に生活していきましょう。というお話がありました。
お話の冒頭「虫は一生のうちどのくらい鳴いていると思いますか?」という質問に、子どもたちはスライドから流れてくる虫の鳴き声を聞きながら答えを考えていました。そして、校長先生からは、今を限りと精一杯に鳴く虫の姿に心打たれた詩人・八木重吉さんの”虫”という詩が紹介されました。
最後のまとめとして、「今日見る空、今日の友だちとのおしゃべり…それらは、今日という日の一度きりのものだから、与えられた時間を精一杯生きて、一日一日を大切にしましょう。」というメッセージで締めくくられました。
今年の夏は、全国各地でいろいろなことが起こりました。楽しいことばかりではなく、中には残念なこともありました。「いま、鳴いておかなけば」というフレーズを心に留めて、与えられた時間を精一杯過ごして行きたいと思います。
(なお、今回の校長の話も、本校HP「学校紹介」「校長あいさつ」に全文と資料を載せてありますので、そちらからもぜひご一読ください。)
また、夏休みの思い出と2学期の目標という題で、高等部3年生が話をしてくれました。
この生徒は、夏休み中、ご家族に教えてもらいながら料理をしたそうです。最初は冷たくて触れなかったお肉にも次第に慣れて、ハンバーグが作れるようになり、ラーメンにはお湯を入れるだけでなく、卵を入れるなどの一工夫ができるようになったそうです。これも、夏休みに頑張った「コツコツ名人」の成果のひとつですね。
2学期は、作業学習での集中力を上げるとともに、ご家族が仕事等で留守中も一人で食事の支度ができるようになりたいという、抱負も語ってくれました。
長い夏休みの後は、学校生活のリズムを取り戻すまで少し時間を要するかもしれません。無理せず、少しずつペースを作っていきましょう。
今学期も、本校児童生徒へのご支援を、よろしくお願いいたします。
夏季全体研修
8月27日、新潟大学の村中智彦教授をお招きし、早稲田リサーチパークで夏季全体研修を開催しました。
今回は、今年度の学校研究テーマ「知的障害・自閉症の子供の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善ーR8年度 適切な働きかけや行動理解を中心にー」というタイトルで、長時間にわたりご講義いただきました。
講義の中では、先生のこれまでの実践事例をふまえて、具体的な視点からお話しくださり、貴重な動画も視聴させていただきました。また、参加者同士のペア・グループワークの時間もあり、課題解決に向けて、参加者自身が、まさに主体的・対話的に学ぶ研修となりました。授業改善に向けて数々のご示唆をいただきましたので、今後、今回の学びを深く落とし込み、実践へとつなげてまいりたいと思います。
研修後参加者から寄せられた感想の一部です。
・支援をするべきなのか、そうでないのかの線引きと、「てつだって」を教える段階の難しさを感じました。(小学部教員)
・ペアでの話し合いのを通して、子どもたちの主体的な行動を引き出せているか、過剰にかかわっていないかを考えるいい機会になりました。今一度自身の指導を振り返り、2学期以降の生徒との関わり方や授業を改善していこうと思います。(中学部教員)
・とても勉強になりました。実践を交えながらの説明でわかりやすかったです。支援を薄くしたり、完全にできるようになってから次の段階へ進めないと、できていたことも成功率が下がってしまうことなど多くを学べました。(高等部教員)
全体会終了後、座談会形式での事例研究まで、村中先生には長時間大変お世話になりました。なお、先生には本校特別非常勤講師として、今後もご助言いただく機会があります。引き続き、児童生徒へのより適切な関わりについて教職員にお力を貸していただきたいと思います。
また、足元の悪い中、他校から研修にご参加いただいた先生方にも感謝申し上げます。
さて、来週からいよいよ2学期が始まります。
ひとまわり大きくなった児童生徒の皆さんと再開できるのを、教職員一同、楽しみにしています。