本庄特別支援学校より(今日の出来事)

(ほんじょうとくべつしえんがっこうより)

今日はどんな1日だったかな?

2学期が始まり、1週間が経ちました。

学校生活のリズムに慣れてきて、いつものように学校生活を送っていると、あっという間にもう下校の時間。

 

あれ?もう下校の時間か。

今日はどんな1日を過ごしたかな?

 

あっという間に過ぎた時間の中にも、ぎゅっと詰まった学びの時間をたくさん見つけた2学期はじめの1週間を、少し紹介させてください。

 

まずは、始業式。

男子生徒は夏休みの出来事をみんなの前で発表しました。

「(映画の展示会)見に行った。おばあちゃんと。見てください。」(嬉しそうに冊子をみんなに見せながら♬)

「おぉぉぉぉーー!!」(みんなの歓声)

すると、「物語に出てくる対決のワンシーンを再現したい」と、2本の棒磁石を持ってきて、1本は自分、もう1本は担任の先生に渡してアクションシーンをみんなに見てもらいました。

嬉しそうに夏休みの出来事を話す生徒、漫才のように言葉を返しながらみんなに伝わるように言葉をたす先生、それを見聞きして笑顔になる生徒。こんな盛りだくさんの他者とのやりとりの時間を過ごしていました。

 

もうひとつ紹介するのは、小4の児童がハートまつりの事前学習で見たイラストを絵に描き起こし、それに色をつけていく時間。

 

担任の先生は、こんなことを話してくれました。

「事前学習で、色がついていない白黒のお城の絵を見たんです。そのお城にこんなにたくさんの色を使って絵を描くんです。」

描く様子を見てみると…

青色のクレヨンで空を描く。

ティッシュでクレヨンをのばして空をイメージに近づけていく。

風船を色とりどりに飛ばす。でも持ち手はみな茶色で統一。

この児童は、自分の思い描く『お城』があり、それに近づくように夢中で描き進めていました。

最後まで見られなかったけど、きっと完成したら満足感でいっぱいになるだろうなと思うと、わたしまで嬉しくなりました。

こちらは人とのやりとりではなく、絵を描くことで画用紙やクレヨン、そして自分とやりとりする時間だったのです。

どちらも、大事な学びの時間。こんなやりとりの時間を明日も目にするのが楽しみです☆彡